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今回の訪問者は、オオキノコムシである。
ちょっと気持ち悪いがガッチリとした体格をしている。

キノコが大好きだから命名されたのか、別にキノコの形はしていないよな。
首のオレンジと黒の水玉模様が絵本の毒キノコに似てなくはないが、関係はないだろう。

おいしいキノコには「虫」がつきやすい。
マイタケの中にも、ムキタケにもよく虫が入っていることがある。ちょっと時期が遅れると虫の食べた穴だらけなんてことも結構ある。

そういえば、今はキノコシーズンまっただ中、のはずなのだが・・・。
残念ながら、今年は山が乾燥していて、キノコの発生量が全然少ないのである。
秋の長雨というのが全然なかったし、台風の影響もなかった。
つまり、今年のキノコは「不作」「大凶作」なのであります。残念!
だから君たちもキノコを探して一人旅、走り回っているのね!

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♬ポーニョ、ポーニョポニョ、森の妖精が生まれてきたよ!

宇宙人?、それとも、もののけ姫に出てきた木霊かな〜?
ジブリの世界に出てきそうな可愛さじゃないですか。
しかし、宮崎駿の感性って、本当にすごいですね〜。

昔、テレビアニメで「怪獣王ターガン」てのがあったよね。
「ヒューヒュー」と「ポーポー」って覚えてますか?
アメーバみたいにプニョプニョと体が変形できる優れものの怪獣(?)で、色は白かったけど、こんな姿だったように記憶しているんですが・・・。

でもね、この妖精の名は"ヒメノキシノブ"なのである。シダの種類なのだ。
漢字では「姫軒忍」と書くらしい。源氏名みたいである。
「しのぶちゃん」ね〜、京都出身なの〜? あ、名刺ちょうだい!

全国の美人ママの店で飲むのも、それはそれで楽しそうだが、自然観察もシダやコケの類いまで広げると、楽しみがグ〜ンと広がってくる。
山に登って、たとえ高山植物に出会えなくても、ガスって展望が利かなくても、足下のほんの小さな「自然の不思議」を見つけることが本当に楽しくなってくる。

これぞ「センス・オブ・ワンダー」の世界なんだろうな〜!

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道路の真ん中でヒミズが仰向けになって死んでいた。
しかもアスファルト道路の上である。
敵は車か天敵か? 少し血が出ていた。

ここは大菩薩峠へのアクセス道路。
大菩薩峠は甲州市方面からのアクセスが非常に良くなり十分に日帰り可能な日本百名山となった。

同じ山梨の清里にはヤマネの歩道橋がある。
圏央道の工事の時に高尾山付近にタヌキのトンネルの必要性を叫んでいた団体もあった。
ここもやがてはヒミズの地下連絡道なんてのも必要になってくるのであろうか?

道路の新設改良など、人間の利便性が向上していくのに伴って、動植物の生態系は多かれ少なかれ犠牲を受けてしまう。
永遠のテーマであるのだが、まさか交通事故で死んでしまうとは、このヒミズの家族も想像していなかったに違いない。

この地球に暮らすすべての生物にとって、やさしい時代がきっとやってくるよ。
おやすみ・・・、道路脇のフカフカの土の中、本当のキミのフィールドに埋めてあげるね。

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生きているタマムシに初めて出会った。
昆虫大好き少年を40数年続けていても初めての出会いだった。

頭上をゆっくりと羽ばたくグリーンメタリックの未確認飛行物体・・・。
最初アオカナブンかな?なんて思って、やさしく手ではたいてみた。
ポトリと路上に落ちたグリメタ生物。
ムムッ?細長いではないか、これがタマムシなのか?

なるほど、美しい。繊細なレインボーラインも日本的である。まさに和の心をくすぐられてしまうタマムシちゃん。
法隆寺の玉虫厨子をつくった人の気持ちが伝わってくる。

「玉虫色は美しい」となると、玉虫色の政治家ってのもやっぱり美しいのだろうか?
しゅわんつはその昔、赤タマムシと呼ばれるKawasaki ZⅡというバイクに乗っていたが、これも美しい名車であった。
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日本にいるヘビちゃんの中でも、もっとも気をつけなければならないのは、マムシとヤマカガシである。

このマムシ君、体長は30センチほどの標準体型。
そーっと、背後から気づかれないように近づいてみた。
そりゃ、かまれたくないでしょ〜、マムシの毒は命に関わる猛毒なのである。

ところが、このマムちゃん、日向ぼっこに出てきたのだろうが、じっとして動かない。自慢の二枚舌も出さない。もしかして寝ているのだろうか?
とぐろを巻いている時は要注意なのだ!即、臨戦態勢なのだ。とぐろをスプリングにしてジャンプ、そしてガブッ!となるのである。

しゅわんつの村の猟師や山仕事関係者は、マムシを見つけると、おもむろに頭を切り落とし、生き血を飲んだり、皮をペロンとむいて、いきなり生肉にしゃぶりつく精力ビンビンの「マムシ男」たちがいる。

しゅわんつの知り合いにも、山でマムシに噛まれてしまい、すぐに血清を打たねばならない状況にもかかわらず、全身泥だらけで汚かったので、シャワーを浴びて着替えてから病院に行ったという強者もいる。
その知人、どうなったって? 心配ご無用、今も元気いっぱいに生きています。
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大変だ、クヌドンがやられた〜、大切な葉っぱを食われてしまった〜!

犯人はこいつだ、黒づくめだから間違いない!
犯人というものは、たいてい黒い服にサングラス、そしてベレー帽か目出し帽をかぶって、さらに「バールのようなもの」を持っているのだ。
だからこいつが犯人なのだ!

良く見るとあちらにも、こちらにも・・・
クヌドン畑が極悪集団に乗っ取られてしまっている。
こいつ、「落とし文」なんて、実にロマンチックな名前ではあるが、かなりあくどい。
源氏物語か平安京の世界にトリップしてしまいそうだが、こやつ、クヌドンの葉っぱを食った悪人。
落とし文ならぬ、落としのしゅわんつ刑事、カツ丼食わして自供させてやろう。


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何と言うことだ!
またしてもシオカラさんの来客がやってきた。
しかも今回のお客様はメス、いや失礼、御婦人である。
ハイカラさんの黄色いシオカラさんなのだ。

もしかして、先日の訪問者の奥さん?
「実は主人、置手紙を残したまま帰ってこないんです・・・。置手紙には虫の楽園、しゅわんつ君のところに行ってくると書いてありました。」と涙ぐむ。
「特徴は体長約10センチ、全身が青白くて、腹回りはちょっとメタボ入ってて・・・、忙しく飛び回るよりも枝にとまっている方が好きで、性格的にもおとなしい方なんですけど・・・。」

シオカラはみんな一緒だっちゅ〜ねん!

世間では元アイドル歌手「**P」が失踪から一転、逮捕状とあって、マスコミが騒ぎっぱなしである。
民主党の政権交代、日本の将来よりも重大ニュースなのかな〜。

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妻からの電話で「けが、けが・・・」というから、どこか怪我をしてしまったのかと心配したのだが、水汲みに行った沢に「毛が生えたでんでん虫がいる!」という通報だった。

「ラジャ、至急救助に向かいます!」と出動。
見事に毛並の良いマイマイを無事救出した。
事情聴取によるとこのマイマイ、関西系の"オオケマイマイ"と、関東系の"オオウケマイマイ"と2種類いるらしいが、しゅわんつには区別はつきません。

しゃべってみれば分かるだろうか? "オオウケ"はお笑い系だから関西?いや逆だけど、即興で「ノリつっこみ」をしてるくれるかもしれない!

その昔、欽ちゃんの番組で「欽ドン賞、決定!」なんてあったけど面白かったな。
どうせなら「バカウケマイマイ」と「ヤヤウケマイマイ」、毛のフサフサ度で見分けるなんてのも面白いのにな〜、なんて髪の毛の少なくなった頭で思った。

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実に46年ぶりに日本国内で皆既日食が見られるとあって、世間、いやアジア、世界中では日食お祭りムードになっている。

地球上で一番長い時間見られるというトカラ列島の悪石島では、ちょっと前に「別に!」発言をぶちかました悪態女優も来るとあって、島あげての歓迎ムードになっているらしい。

しかし残念ながら、しゅわんつの村でも朝から雨降りで、日食が始まる時刻になっても「どよよ〜ん」と灰色の雲におおわれて、まさに悪、悪続きにとどめの悪天候!

「別に〜、見えなくても仕方ないや〜」とあきらめかけたその時です。
にわかに風が吹き出してきました。
最大時刻をすこし過ぎた午前11時15分頃、わずかな雲の切れ間から日食の太陽が、ひょこりと顔をのぞかせました。
まるで三日月だったけど、肉眼でもしっかりと見ることができたよ!

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いやはや、念願の訪問者がやってきた。
真夏の昼下がり、窓を全開にした我が家のオープンカフェ?に飛び込んできてしまった輩なのである。

トンボさんはこれまでにも「オニさん」や「ギンちゃん」もやってきてくれたが、君、君、キミが来てくれるのを待っていたんだよ、シオカラ君!

そういえば、今は昔、この何とも言えない鮮やかなブルーのトンボにしゅわんつ少年はすごくあこがれていた記憶がよみがえってきた。
友だちがみんなオニヤンマにあこがれていたのに対し、何とも通好みのマニアックな変わり者のクソガキだったのだろうな〜。

まあ、昔も今も変わりませんが・・・
ふと、キッチンの方から「今はジジクソじゃん」という妻の言葉が聞こえた。

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小学生の頃「ウルトラセブン」が好きだった。
ウルトラマンより直線的で、しかもモロボシ・ダンが変身する時の"メガネ"との頭の上の"ブーメラン"みたいなものがカッコ良かった。

時を同じくして70年代初め、昆虫少年だったしゅわんつ隊員、当時のカミキリムシといえばこの「ルリボシ隊員」がほとんどだったのである。

山小屋とキャンプ場で育ったしゅわんつ隊員は、いつも身近に「薪」がある生活を送っていた。
薪割りをして、炊事用やキャンプファイヤーのために薪の長さ(クル)を揃えて積みあげてあったのだ。
そこにやってくる常連さんが、まさにこの"ルリボシカミキリ"だった。
「キュー、キュー」と鳴きながら、シオカラトンボと同じ、あの美しいブルーに心ときめかせたしゅわんつ少年だった。

今、感謝を込めて「瑠璃☆ブルー」なんて漢字で表現させていただこうかな!

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またまた出ました、不謹慎な奴らである。

ん? 良〜く観察(のぞき?)してみると、同じ木の葉っぱの上であちらでも、こちらでも・・・白昼堂々と愛し合ってるではないか!
君たち、道徳というものをわきまえなさい!

これは"アカクビナガハムシ"だろうか? 首はそんなに長くないけど、まあいいか。
ハムシは「羽虫」だと思っていたら、葉っぱを食べるから「葉虫」だったのだ!
しかもみんな大好きな葉っぱが決まっていて、葉っぱの名前がついてるハムシさえいる。
ハムシ君、好き嫌いはいかんよ、何でも食べないと大きくなりませんよ!

何とも教育的によろしくないハムシ君。
やってきたアリさん先生の指導によって、バカップルは葉っぱの裏に追いやられてしまいました。

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「ナツグミ」と「アキグミ」とは違うようだ。
単なる季節の違いだけでなく、姿、形、実のつき方も違い、味もナツグミの方が美味しいというのだ。
しかも「ナツグミ組」と「アキグミ組」に大別されていて、このグミは「ナツグミ組のトウグミというグミ」であるらしい。
さあ〜、みんな、早口言葉で言ってみましょうか!

ある日、妻がニコニコしながら鍋をかき混ぜている。
このグミは、既に妻の手によってジャムになってしまっていた。
味見したけど美味しかったのだ!
毎朝ヨーグルトに入れては、ニコニコしながら一人で食べている。
当然ながら、しゅわんつの朝食メニューには登場してこない。

ふ〜ん、ナツグミね〜!
もしも世界が「夏組」と「秋組」だけだったら「夏組」に入ろうかな〜?
「夏は単なる季節ではない。夏は心の状態なのだ!」
オートバイ乗りなら一度は読んだことはある青春のバイブルの一節を思い出してしまった。
まずい、ミーヨの島にツーリングに行きたくなってしまった!

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「ねえ、ねえ、バスタオルとってけろ!」
なんて東北弁で言われたら、もう僕どうなってもいいもんね〜。
そんな気持ちにさせるつぶらな瞳とプックリボディである。

清里で出会ったアマガエルの赤ちゃんだ。
ちっちゃな体で足湯?、いやいや半身浴中のところをお邪魔させてもらった。

日本全国、カエルと言えば、一般的にはこの"ニホンアマガエル"を思い浮かべることだろう。
しかし、しゅわんつの村には昔から"田んぼ"というものがないのだ。
子どもの頃からカエルと言えば、渓流の歌姫「カジカガエル」か、嫌われ度ランキング万年上位の「ヒキガエル」だったのだ。

だからこのライムグリーンのボディに憧れてしまいますね〜。
モリアオ君もシュレーゲル君も大好きなのだ。
平面ガエルのピョン吉君は黄色だったけど、まあいいか。

ライムグリーンといえば、バイクは男・Kawasakiだし、最近、KIRINのNUDAにはまっているしゅわんつである。

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いらっしゃいませ!。ようこそ、赤足会館へ。
待ちに待った2009年版初クワさんの登場です!
まだ5月でっせ、5月。初ガツオじゃなくて初クワだよ。

今年のトップバッターはミヤメスじゃなくてアカアシちゃん、悲願の開幕スタメンとなったのである。
でも、実は妻が見つけてくれたんだよね〜!ありがとう!

ん??? もしかして・・・
「や、やられた〜! これは罠だ! 罠だったのか〜」

このところ暖かくなっていたので、しゅわんつは時々"クワ眼"になって街灯の下をのぞいていたのだ。
「まだ、いる訳ないじゃないの!」と妻は一喝、「そうだよね、まだ5月だもんね」としゅわんつは素直に納得してしまっていた。
油断させておいて出し抜く技を、とうとう身につけてしまったらしい。

悔しいからちょっと意地悪してひっくり返してみよっと。
「ねえねえ、お腹を見せてよ〜、お前も、足は赤いけどハラは黒いのね〜」
いつも真剣勝負、白か黒か、はたまた赤か、ハッキリさせないと気が済まないバカ夫婦であった。
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クマンバチと言っても、全国各地で違うハチのことを指すみたいである。
"ヤホー"で調べたら、スズメバチのことをクマンバチという地方もあるらしいのだ。
しゅわんつの村で「クマンバチ」というと、大まかにこの種類なのだ。
正確にはクマバチではなく、トラマルハナバチなのだろうが、まあいいか。

突如「ブオーン」と飛んできてホバーリング、サッシのガラスにタックルしてきた。
ちっとも静止してくれない。
やがて疲れたのか、サッシの隅に4点支持で「シカッ!」とつかまっている。
お前、かわいいじゃねーか!飛騨のサルボボ人形みたいだね。

ちなみにしゅわんつの村には「クドンバチ」と呼ばれる生物がいる。
同じことを何度も何度も繰り返す輩のことだ。
アルコールが入ると突然変異する「ノムトクドンバチ」という亜種もいる。
どちらもタチが悪いものである。

クドいようだが、"ヤホー"で「クドンバチ」を調べてみたら1件ヒットしましたよ。
神奈川県の宮ヶ瀬方言集のサイトであった。
やっぱりご近所、自然豊かな場所に棲息するんですね〜!
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「ねえ、また、ここに巣を作ってるの?」
「仕方ないじゃん、もう、卵産んじゃったし〜!」

このアシナガファミリー、我が家の軒先に毎年巣を作っているのだ。
刺されると困るので、親バチが留守のときに強制的に解体工事をしてしまうのだ。
しかし、壊しても壊しても、また翌年には同じ場所に巣を作り出すのだ。

土台が残っているからだろうけど、「また壊されるかもしれない」といった危機感はないのだろうか?
それともアシナガバチの世界、先輩からの引き継ぎもなく、DNAにも書き込まれないのだろうか。
何とも学習能力のないアホなハチである。
そんなことじゃ「あしながおじさん」は資金援助してくれないよ。

どうも、虫たちの世界では、しゅわんつの家が「虫たちに優しい」という評判らしい。
おかげで、巣は作るわ、冬眠するわ、卵は産むわ、不法侵入してくるわ、何ともやりたい放題なのである。
もしかしたら「あしながしゃんちゃん」なんて呼ばれてるのかな?
ちょっとうれしいかも!
アシナガちゃん、エサあげようか? 青虫が大好物だったっけ?
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今、世界的にミツバチが減少、大量死するなど、農家にとっては深刻な被害が出ている。
農薬やハチの巣に寄生するダニが原因らしいが、伝染病による海外からの女王蜂の輸入が規制されたのも原因であるらしい。
アメリカでは「蜂群崩壊症候群」と呼ばれる現象で、ハチが謎の失踪をとげている。

ミツバチの社会は、女王様1匹にオスが約100匹、それ以外のハチはすべて働きバチであるという。その数は約6万匹らしい。
しかも1日に2〜3000個、年間にすると20万個もの卵を産み続け、約5年間の政権が続くというのだから驚きである。

人間社会にも女王様、特に海外の女王様が大好きな輩はいるのだが、しゅわんつ君は違います。
正真正銘、仕事一筋の働きバチなのだ。いや働き犬なのだ。

この働きバチ、確か今年営業部に配属になったばかりの"マーヤ君"だったと記憶している。
神社境内にある桜の木に巣をつくっているらしい。
期待の新人だったが、営業途中でさぼっているところをパパラッチされてしまった。

きっと、家に帰っても女王様からしいたげられ、毎日毎日、蜜のノルマとの戦いだものね。
君の疲れに"お"をつけて、"さま"までつけて、「おつかれさまです。」
アリナミン飲んで、5月病にならないでね!
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今年は花が早いというか、早すぎる!
ヤマブキも咲いたので、ミツバツツジはどうなってしまったかと気になって、丹波川上流の三条橋付近まで行ってみた。
村の花にも指定されているこのミツバツツジ、春のイチ押しのおすすめである。
例年だと4月後半が見ごろなんだけど、今年はすでに満開、つぼみも残り少ない。

一番最初に咲くツツジだから、この辺では「イチバンツツジ」と呼ぶのだ。
登山道に入ればトウゴクミツバツツジなども多く見られるが、トウゴクが雄しべが10本もあるのに、ミツバツツジは雄しべが5本しかない。
だからといって「男らしくない!」とか「弱い!」わけではない。
まして「甲斐性なし!」とか「ダメねえ〜?」とか言われることも決してないのだ。

どちらの花も「イチバン」で片付けられてしまうが、「男一番、バチなら2本!」村の盆踊りの定番にもあるように、実は男気あふれる花なのだ。違うか〜!
イントネーションも、語尾を尻上がりに「イチバン」と呼ぶのが、やっぱり男らしいのだ。
違うか〜!
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道路わきになにやら黄色いものが見えた・・・
ヤ、やまぶきじゃないか〜!
例年だとゴールデンウィークの直前あたりに満開になるのに・・・、早い、早すぎる!

この花が咲き出すと「渓流釣りが盛りを迎える」と言われている。
つまり「ヤマメがよく釣れる」というのだが、連日、川原をにぎわしてくれている釣り師の皆さんはどうなのかな?
村営つり場のニジマスたちもピョンピョンと浮かれ出してきているのだろうか?

そういえば、生前によく食べた"ニジマスの煮魚混ぜワンちゃん定食"はうまかったな〜!
春の訪れに一番浮かれているのは、何を隠そう、実はしゅわんつなのである。
ピョンピョン!
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向かいの家の物置でおすまししているモズちゃんなのだ。
漢字では「百舌鳥」と書くのだが、漢字3文字に読み2文字、ルビはどうふるのだ?
もうすぐ入学式シーズン、名札をつけなきゃダメでしょう。

百の舌ね〜、二枚舌の生き物はしゅわんつの周りにもいるが、どうも偉そうにしている人間様に多いようである。ヘビちゃんだって2本の舌でペロペロして、ある意味偉そうにしているけど、ウソをつかれたことはない。
「武士に二言はない」改め「犬も二言はない方が望ましいかも・・・」を座右の銘にしているしゅわんつ侍であるのだ。

そういえば先日、春のうららに羽化し、ひらひらと飛び立ったばかりのチョウチョがいた。
このモズ公、どこからか突然ダッシュしてきて「パクッ!」、見事なホバーリングキャッチを披露しやがった。得意の"はやにえ"をすることなく、その場で飲み込んでしまった!
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啓蟄も過ぎて、何だかワクワクしているしゅわんつである。
虫たちではないが、最近チョーマンがよそよそしいのだ。

以前に、我が家を訪れるスズメちゃんのエサを横取りした時、こんこんと説教してあげたことがある。反省したらしく、その後は来なくなったのだが、また冬がきて集団で帰ってきたみたいだ。
あれ、君たちは最近旅をしなくなっったんじゃなかったっけ?1年中いるよねえ?

その"帰ってきたチョーマン"、一歩下がって我が家の中をのぞき、「チョー!」とか「チャー!」とか、女子高生なのか獅子舞を持った芸人なのかわからないような奇声を上げている。
三歩下がって師の陰踏まず・・・、まあ、いつもそのくらい謙虚で奥ゆかしい態度でいてもらいたい。

生物多様性の世界、環境に順応して変化していく生き物がいる。
その中に、ずうずうしくなっていく生き物もいる。
我が家の中でも確認され、すでに学会で実証されている。しかも2匹・・・。
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まだまだ寒い日が続いてるのだが、春の訪れは着実にやってきているぞ。
しゅわんつの村にもやっと梅が咲きだしたのである。
いつもより2週間くらい早いかな〜?
この梅の花は、旧野村屋旅館の敷地内にある「しだれ梅」なのだ。

しゅわんつは梅干しはあまり好きではないのだが、梅の花の香りは好きだ。
犬だから仕方ないのだ。
でも、紀州の南高梅はうまい!これなら「食わせていただきます!」
しゅわんつだから仕方ないのだ。

さて、この野村屋旅館。
その昔、若き頃の芥川龍之介がこの地を旅した時、この宿を訪れたという。
その時の記録には、桑畑が広がるとあったが、この梅の木も見たのだろうか?
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この冬、カマキリの卵を見かけなかった・・・
いつもなら道ばたの草むらの中に普通に見られるのに。

もしかしたら、この冬は大雪が降るのかな〜?、なんて思っていたのだ。
カマキリのお母さんは、その冬の積雪量を予測して卵を産みつけるのだそうだ。
な〜んて物思いにふけっていたら見つけてしまいましたよ!
しかもマイ背負いカゴの中に・・・

キノコ採りシーズンが終わって、「こいつ、絶対カゴは使わないな!」と思ったのかな?しゅわんつもなめられたものである。

そういえば、数年前の冬、いたるところでカマキリの卵を見つけた。どれも地上から10センチくらいのところに産みつけてあるのである。
「あ〜あ、今年は雪は降らないな〜」と思っていたらドカンと降ってしまいました、30センチ。
あのマヌケなカマちゃんファミリー、春を迎えることができたのだろうか?
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突然ですが、「困るなぁ~!」

しゅわんつが去年から始めた"カーボン・オフセット"改め"クワガタ・オフセット"も2年目を迎えた。
世界的?ではなく、極めて"世帯的"なエコ活動である。

捕まえたクワちゃんの数だけクヌギを植える・・・
クワちゃんの呼吸したCo2の分までクヌギが増えていく・・・という計画なのだが、今年は何と98個のクヌドンが集まってしまい、我が家庭菜園はクヌドンだらけになってしまった。

このままだと来年度以降の事業展開が厳しくなる・・・(と満面の笑み)
よし、ここは現実的に年末ジャンボを当てて、山のひとつやふたつ、ドカンと買わないといかん!
そして健康に注意して300歳くらいまで生きなければならないのだ!
そうだ、初詣にお願いしてみよう。
いやいや・・・「困るなぁ~!」
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ヒツジさん? いや、おサルさん? それともハニワさん?
寒くなるにつれて現れる、なんとも心温まる笑顔である。

これはオニグルミの葉痕、枝が落ちるとニコリと現れます。
実はこのクルミ、去年の秋に食べようと庭に埋めておいたのだが、どうも掘り忘れがあったらしい・・・。
おいらの前頭葉はリスちゃんかモズちゃん並のようだ。

しか~し、親はバカでも子は育~つ!
この春に芽を出し、ニョキニョキと育った赤ちゃんぐるみ、名前はそのまんま"くるみちゃん"と申す。
ミルクはもちろん飲まない!

冬の森歩きを楽しくする冬芽探しだが、京都の三十三間堂には「自分に似た仏像が必ずある」と言われているけど、自然の中でも、誰かによく似た"変な顔?"が見つかると、ついついうれしくなってしまう。
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もう11月だというのに、こりもせずにキノコ採りに行った。

この時期はマイタケやマツタケのいわゆる"大物狙い"から一転して、"雑キノコ派閥"に鞍替えしてしまうのだ!
このキノコ、しゅわんつの村では"カワヒキ"という。

正確には"ムキタケ"というのだが、数ある雑キノコの中でも、しゅわんつが大好きなキノコで、キノコシーズンを締めくくるアンカーでもあるなのだ。

アッチッチの味噌汁にするとこれがまた美味い!
チョロッ、チョロッと、のどに滑り込んできてヤケドしそうなのがまたいい。

しかし毒キノコの"ツキヨタケ"と間違って食べてしまう事故が相変わらず発生している。
しゅわんつの村にはシビトクボ(死人窪)と呼ばれる場所があるが、その昔、ツキヨタケを食べて死亡事故があったことからこの地名がついたと聞く・・・。
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突然ですが、秋真っ盛りなのである。
しゅわんつの村の紅葉もまもなくピークを迎える。
それにしても朝夕はめっきり寒くなってきた・・・。もうすぐ霜が降りるだろう。

自然の冷蔵庫である"霜"が降ると、美味しくなるものがたくさんありますね~!
そのひとつに野生の柿である"アマンドウ"がある。

アマンドウとは、一般的には"マメガキ"とか"ブドウガキ"とか呼ばれているが、どうも甲州弁であるらしい・・・。
東京ギロッポンにも"アマンド"はあるが、"アマンドウ"はさすがにないだろう。

さてさて、結婚記念日も近い・・・。
愛する妻と"アマンドウ"の前で待ち合わせて、"100万粒のアマンドウ"でもプレゼントしますかね~!
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今年4回目のキノコ採りに行った。
結果は? じゃじゃーん!
食卓はマイタケ御膳となったのであるが、残念なことに、またまた悲しき習性が出てしまった・・・す、すまん、すまん。

このキノコ、名前を"マスタケ"というのだが、しゅわんつの村では"シシタケ"と呼んだり、単純に"赤いキノコ"と呼ぶ。
マスはサーモンのマス、赤いものは赤い、これはこれでいいし、でも、でも、"シシ"とは何でだ~?

それにしても、土地の呼び方って面白い。
村で"シシ"と呼ぶものには獅子舞の獅子がある。
3頭の獅子頭は黒と茶と赤だ。ほかには猪のことを"シシ"とも呼ぶ。
日本全国には鹿のことも・・・、さらに東南アジアには麒麟獅子というのもある。

インゲン豆と一緒に油味噌炒めにするとうまいんだな~、これが! 食感はまさに「鹿肉」なのだ!
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今年3回目のマイタケ採りに行った。
結果は・・・ふふふ・・・ご馳走さまなのだ!
ただいま、初モノの"マイタケ御飯"を召し上がった次第であるぞ。

マイタケを探して山から山へ駈けずり回っている途中でノドが渇いたので沢の水を飲んだ。
すると「どうだい?」と井蛙が正座して待ってくれていた。違うかぁ~?

この"ヤマアカガエル"ちゃん、しゅわんつの村では"アカゲーロ"などと、これまたかわいくない名前で呼ばれている。

あっ、肝心のマイタケの写真を撮るのを忘れた・・・、またやってしまった・・・写真を撮るより先に、速攻でカゴに入れてしまったのだ・・・
これが悲しきかな、キノコ採りの習性であろうか。違うかぁ~?
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大雨の中、キャンプ場の管理人室にクライマーが現れた!
本日の訪問者は、夏の渓流できれいな声で鳴く"蛙王"、カジカガエルの赤ちゃん?である。

しゅわんつの村では「ナンビンゲーロ」などと呼ばれているが、あまり可愛くない名前だな~。
カエルの総称は「ケーロンチョ」なんて、とても可愛い愛称があるのに・・・。

ちなみに素っ裸のことを「ハダカンチョ」とも言う。だからハダカンチョのケーロンチョなのだ。
腹も黒くないし白いのだ!

お腹のゴミを見て「これ何?」と聞いた娘・・・
「おへそだよ!」と答えたのだが「へー、こんなところについているんだ!」と、完全に信じ込んでいる・・・
このままではマズイと思い、真実を教えてあげたのだが、なぜか冷たい視線とともに口を聞いてくれなくなってしまった・・・
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ゴマダラカミキリのバカップルを見つけてしまった。
真昼間、しかも大衆の面前で、なんともふしだらな、不謹慎なやつらだ。

近未来的なペアルックのファッションで、手足までロボットみたいなアクセサリーをつけている。
ここは渋谷でもギロッポンでもないのだぞぉ~、ポ~ポッ!

そうか、このゴマダラ先輩のオスは"髪結いの亭主"ならぬ"カミキリの亭主"ではないか?
どうりで真昼間から元気モリモリなはずである。ポッポッ!

「撮影してもいい?」と聞いてみたが返事もしない。
自然界の営みなので盗撮にはならないだろうから、かーんべん!
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妻が突然「チビ」を連れてきた・・・
「チビ」といっても娘のことではない。
第一、娘はデカイのだ!

連れてきたのは、可愛いクワちゃん。体長1センチ5ミリ位しかない。
"スジクワ"だろうか?"コクワ"の女の子だろうか?

さっそく「チビコクワ~」と呼んでみた。
まずい!ロシアの女子柔道選手のイメージがふくらんできてしまった・・・
そうだ、もうすぐ北京オリンピックが始まるし、日本国民だから、チビに親近感がわくのは自然なことなのだ!

実は、しゅわんつも小学生時代は自他ともに認める「チビ」であった。
朝礼では同級生の"茂雄くん"と"厚志くん"の3人で先頭争いをしていたんだ。
茂雄くんは6年連続の無敗の金メダリストだったので、実質上、厚志くんとの壮絶な銀メダル争いを繰り広げていたっけ。
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下部の湯之奥金山博物館に今年2度目の砂金採り修行に行ってきたのだ!

そう、しゅわんつの村にも黒川金山、竜喰金山など、たくさんの金山跡がある。
ともに甲州金、武田信玄公の"隠し金山"なのであるぞ!
何〜?、"金隠し山"ではないので念のため・・・

"隠し"という言葉にワクワクしてしまうのは、自分自身に後ろめたい何かがあるからだろうか?
でも、しゅわんつには妻に内緒の"隠し金"はほんの少ししかないし〜、"隠し妻"も"隠し子"も今はまだいないし・・・?

さてさて、砂金を見つけた時よりも喜んでしまったのが、このモリアオ君との出会いである!
何とこのごじん、排水溝の中で暮らしておられた。
ふむふむ、この"隠れ家"、お城はないけどお堀はある。これぞ武田家の教えではないか!
きっと前世は武田家の家臣に違いない!
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国道脇で長々と「日向ぼっこ」しているアオダイショウ、5~6匹の集団で甲羅干しをしている。

リーダーとおぼしき一番大きい奴に「危ないよ!」と注意しても動こうとしないので、一緒に日向ぼっこをすることにした。
近くで見ると卵を抱いているのかな?おなかがポコポコしている。

そういえば、しゅわんつが小学生の頃、我が家では「夏の季節限定メニュー」として普通に食していたものがある。もちろん「へびちゃん」である。
ブツ切りにして砂糖と醤油で煮た"煮へび?"だ。
国産の天然ものだし、流通経路も直だし、ダシも出し、食の安全は確保されている!
マムシもシマヘビも食べた。マムシが松なら、シマヘビは竹、このアオダイショウは梅なのである。

そういえば、加山雄三の若大将シリーズに出てきた田中邦衛は"青大将"と呼ばれていた。
今風にいえば典型的な"チャラ男"なのだが、ちょっと前までは青大将タイプの方が女の子にもてたが、時代は再び若大将タイプにシフトしつつある気がする。
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仕事帰りに我が家の玄関前で待っていてくれたサワガニ君。
梅雨明け間近の雨にうたれてながら、けなげにご主人様の帰りを待っていてくれた。

最近、妻の"お帰りなさい"のトーンが、どうも歓迎ムードではなく、別な感情が含まれているように感じられる今日この頃である・・・ 

それに引きかえ、このサワガニ君、いやサワガニちゃん、お父ちゃんの帰りにアワをプクプク吹きながら、歓迎ムードいっぱいに悶えているではないか!
メイドカフェが流行るのって、こんな理由があるのかもしれないな~?

でも、うれしいぞ!これぞ、正しい日本の家庭。
つまり「美しい国・日本」の姿でもある。
昨日から始まった洞爺湖サミットの席でも、ぜひ発表してもらいたいものですな、総理!
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妻と二人で夏の定番アクティビティ"クワちゃんに出会うナイトウォーク"に出かけた!
いい運動にもなるのだが、うっすらと汗ばんだウスラバカカップルが夜な夜な歩く姿ははっきり言って怪しい・・・

正しい日本のおじいさんは山に芝刈りに、おばあさんは川に洗濯をしなければならないのだが、我が家では夫婦そろって「クワちゃんとの出会い」を生き甲斐としているのだ。

で、本日の出会いは、深山様が1カップル、小桑様が2カップル、計6名様とのご対面。
つまり3組のカップルが成立したのである!
今年は初クワ登場からしばらく寒い日が続いて、クワちゃんの顔が見れなかったのが悲しかったのだ・・・。

本日の宿泊者、平田荘♂1、深山亭♂2♀2名様、小桑苑♂4♀7名様の計12名様で〜す!
ゆっくりおやすみくださいね!
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我が家の飲料水は沢の水を汲んでいる。
もちろん、村の水道施設の水もおいしいのだが、朝のコーヒーと米をとぐのは沢の水と決めている。
その水汲み当番はお父ちゃんの仕事になっている・・・

ある夜、ペットボトルに水を汲んでいるとヘッドランプ越しに大きな"デンデン虫"がいるではないか!
大きいというより"巨大"だ。ツノなしサザエみたいだ!

その時、魔が差してしまった・・・ついつい、ポケットにいれて誘拐してしまったのである。

家に連れて帰って監禁・・・ではなくて、キッチンで撮影会!う〜ん、シンクのステンレスとの相性はバッチリのようだ!ニコニコニコ・・・

俺は満面の笑みだが、妻は冷たい視線・・・しかも、ツノもヤリも出ているではないか!
大目玉が飛び出す前に沢に返してあげました。
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初めまして!2008年版初クワちゃんの登場です。
今年の初クワちゃんも「ミヤメス」であったが、去年よりわずかに早い訪問者となった。

季節は梅雨入りしたばかりで、朝夕はまだまだ肌寒いというのに・・・会いにきてくれたのである。
さっそく我が家のクワちゃん専用旅館「深山亭」にチェックインしてもらった。

お食事は去年からの"使い回し"のゼリーでございます・・・
目もくれない・・・寝起きで食欲がないのだろうか?
それどころか、ジタバタ走ったり、ぬかの中にもぐったり、ラジバンダリ~!

夏が近づくにつれて、しゅわんつ君は夜行性となり、夜な夜なクワ眼をギラギラさせて夜走りを続けるのだ!
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我が家の訪問者シリーズも3年目の夏を迎える・・・

で、やってきました"トンボさん"。やけに早い訪問だ。去年の"初クワ"よりも早い。
しかも自宅でなく職場に朝一で訪問してきたので、よほどの緊急事態か、妻や娘に知られてはならない「秘密のメッセージ」を届けに来たのだろうか?などと考えながらアイコンタクトしてみた。

「ん?お前、目が離れてなくなくない?MHか?」と若者ぶって聞いてみた。
もしかして「ムカシヤンマ」かな?何だろう・・・
え〜い!俺は昆虫学者ではないのだぞ、文句あっか?と開き直ってしまい、ムカシヤンマに決定してしまった!ニックネームも「MY」に決定だ!

そういえば、バカボンのおまわりさんは目がつながっていたなぁ・・・目玉焼きみたいだったなぁ・・・などと"ムカシ"を思うしゅわんつであった。
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「マイム・マイム」というフォークダンスがある。

中学生の頃、キャンプや学園祭でよく踊ったものだ。
女の子と手ではなくて"指"をつないで踊った思い出がある。
今やすっかり「ハゲたか?王子」のしゅわんつ君にも「ハニカミ王子」の時代があったのだ。

で、この"マイムマイム"、本来は、開拓地で水を掘り当てて喜ぶ歌なのだそうだが、こちらの"マイマイカブリ"は"でんでん虫"を殻の中まで堀りつくしてしまう輩らしい。どうも"でんでん虫"を食べないと赤ちゃんが産めないらしい。

しかも、日本特産種ということで、日本にしか棲息しないというのだから、きっと質実剛毅の魂あふれた日本男児か大和撫子に違いない!
髪はキリッと角刈りでイケメン・・・と思いきや、ん?とぼけたマヌケ面をしてるではないか・・・
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「クワガタオフセット」事業報告ではなくて、単なる自己満足の発表会~!

あれから2ヶ月、クヌドンの芽が出て、ふくらんで、花が咲いて"じゃんけんぽ~ん" 
ニョキニョキとチョキチョキの双葉から、とりあえず3つの実生が育ってきました。

しかし、心配事がひとつ生まれた・・・
隣には妻の植えたパセリ(妻曰く:パセリンコちゃん)があり、ものすごい勢いで育ってきてるのだ。
我が「椚家」の敷地内に迫ってきている・・・
隣地どおしの争いに発展してしまうのだろうか・・・

その前に、パセリンコ、「感謝の気持ち・父ちゃんのサラダ」と称して、そっと食卓に並べておいてあげようか、ふふふふふ・・・。
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この~実、何の実、ふくらむ、ふくらむ・・・

この実の正体は、クワガタちゃんの大好物、クヌギのドングリなんです。
略して"クヌドン"(何で略す必要があるのか?)

芽のように見えるのは、実は根っこです。
しゅわんつは、冬の間、ひそかにクヌギの木を育ててみたのです。
まずは、庭の花壇にクヌドンを植えてみた。
「カーボン・オフセット」改め「クワガタ・オフセット」である。

つまり、捕まえたクワちゃんの数だけクヌギを植える・・・
クワちゃんの呼吸したCo2の分までクヌギが増えていく・・・
あ〜、想像した以上にさわがしい未来がボクを待っていそうだなぁ~。
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ナラタケを採った。
しゅわんつの村では「ツツイ」と呼ばれ、マツタケ、マイタケと並んで、キノコ採りにとってはA級格付けのシロモノである。
ちなみに良く似た「ナラタケモドキ」は「アシナガ」と呼ぶが、味の割に格付けランキングは低い。

しゅわんつが思うに、キノコ採りを自称する者は大きく分けて3派閥に分かれているように思える。
マツタケ派、マイタケ派、雑キノコ派・・・

さて、しゅわんつ君はというと・・・
派閥はいまどき流行らないし・・・、しがらみは無くさないとなぁ・・・、派閥に属さないとダメなの?

じゃ~、やっぱりマイタケ派に入るね! "マイタケ・チルドレン"
で、今夜は造反して「ツツイの煮込みうどん」に1票投じました。
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今年はじめてのマイタケを採った。
天然モノであるぞ!

初モノは東の空を見て笑わなければいけないのだが、このマイタケに関しては踊らなければならない。
なぜかって?
それが決まりだから仕方ないのだ。

阿波踊りでいくか、奥多摩音頭でいくか、その場の一発芸で決めなければならない!
そうだ、しゅわんつの村の盆踊りの人気ナンバーワンはやっぱり「まんまる音頭」だったなぁ・・・
もう30年以上もヒットを続けているぞ!
まんまる音頭、恐るべし!

でも、今年はキノコ全体が出るのが遅くてさみしかったのだが、やっと出会えたね。
よかった、よかった、それそれそれそれ~!
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秋の山で怖いもの、熊とスズメバチだ!
人の命さえも奪ってしまうこのハチ、しゅわんつの村では"フエドウ"と呼んでいる。

勝手に"笛童"なんてメルヘンチックな漢字をあててみた。
すると、笛吹童子ではなく、虚無僧の姿が浮かんできた・・・
いいぞ~、どんどんイメージがふくらんでいくぞ〜!

でも、このキイロスズメバチ、こともあろうか"女郎グモの巣"に引っかかって死んでいた。

誰もが恐れる身分・立場でおあせられながら、こうも簡単に女郎の罠にはまってしまうとは・・・
黄門様!じゃなくて「笛童様、情けなくございます」
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本日のお客様は、グリーンメタリックの"カガビッチョ"カラーだ!

「ギンヤンマ」かなと思ったら、ちょっとミニでかわいいのだ。
「ギンちゃん」じゃないから「ヤス」かなぁ~。
いや、きっと"カトリちゃん"だ!
ということで、勝手に「カトリヤンマ」に確定させてしまう。

"カトリ"といえば、我々の世代はスマップではなくジャイアンツなのだ。

そういえば昨日、しゅわんつの所属する草野球チームは試合だったのだが、見事不戦勝!
きっと相手がビビって逃げ出したのだろう。
やっぱり"ピッチャー・カトリ"の加入情報が流れたのかもしれない!
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台風一過である。いやはや、すごい台風だった。

しゅわんつの村、しかも住んでいる地区に一部避難勧告が出された。
調べてみたら2001年の9月以来の避難勧告・・・、6年ぶりの出来事である。

翌日は一転、台風一過の快晴となったのだが、寝不足の我が家に"珍客"が避難しにやって来た。
1年に1回会うか会わないかの超ご無沙汰のお客様です。
"オニクワガタちゃん"だ!

チビのくせに角が反り上がってるし、おまけに足も速い。
やっぱり"鬼ごっこ"で鍛えられているらしい!
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丹波のクズの花が咲いている!
"丹波のクズ、クズ・・・"とみんなが言うから、悩んでいるのである。

で、自分の人生を振り返ってみる。
なるほど、人間のクズだったかもしれないなぁ・・・。
「クズの花」って、世の中の「人間のクズ」の中でも、飛びきり輝いているクズなのかなぁ?

でも、葛は戦時中の貴重な食料だったし、現代だって風邪の時には葛湯を飲むではないか!料亭で頼めばかなりしますよ~!

てな訳で、明日も通りすがりの人間様から「あっ、丹波のクズだ!」と罵られるのだろうか。
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"カ~、マ~、キ~、リ~!"

関根勤がラビット関根だった頃、カマキリ拳法が流行った。
五月みどりも「カマキリ婦人」と呼ばれていた。
ミツバチハッチではいつも悪いことをするイジワル役だし・・・

でも、もともとは、ファイティングポーズが売り物のカマキリちゃん、かっこいいファイターなのだ。

今の時代では亀田兄弟かぁ~?コウキ流に言わせると「どんなもんじゃ~い!」てなところでしょうか。
弟カマキリのダイキも出てきて、フォルテシモを歌うのだろうか!
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「赤とんぼ」というフォークグループを覚えているだろうか?
"魚屋のおっさん"という唄を歌っていた。

で、このトンボ・・・、
エッ?オチはバレバレだって?
そう、"クルマヤのおっさん"である。

しゅわんつの村では"クルマヤトンボ"と呼んでいた。
本名は"ノシメトンボ"なのに・・・。
"ノシメ"とは、武士の服装から来ているらしいが、犬にはとうてい想像できない。

いっそのこと"テジメトンボ"なんてのも江戸っ子ぽくて粋だなぁ・・・。
"ケジメトンボ"ってのも男らしくていいなぁ・・・なんて思った。
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真夏の夜のひそかな楽しみ・・・"ジボタル"ちゃん。

しゅわんつの村では、水が冷たすぎるせいか、昔から庶民的な"ホタル"が少ない。
源氏とか平家とか、戦いが好きそうなホタルちゃんたちである。
どうも、エサになるカワニナが棲息しにくいのが原因らしい・・・。

で、夏の光モノは、この"ジボタル"におまかせの夏休みなのだ。
ゲジゲジみたいだが、足は6本、りっぱな昆虫の仲間である!
正確には"クロマドボタル"の幼虫であるらしい・・・

く・ろ・ま・ど・ほ・た・る・・・?
そういえば黒板蛍ちゃん、かわいかったなぁ~!
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我が家に今まで何度も訪問しているにも関わらず「しゅわんつ通信・我が家の訪問者シリーズ」に取り上げられなかった、かわいそうな"カガビッチョ"ちゃん。

"カナビッチョ"とも呼ばれているが、正確には「ニホントカゲ」ちゃん。
どちらかというと、世間では嫌われ者の部類になってしまうのかな?
でも、しゅわんつは味方だからね!
「カワイイ」と思っているし、抱きしめてあげたい。

夏の日差しにグリーンメタリックの色彩が美しい!
シッポが切れても、また生えてくる。
そのハングリーな生き方に感動するのだ!
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山の嫌われ者の代表取締役、"へびちゃん"です。

数あるへびちゃんの中でも、こちらはわれらと同じ山の民である「ヤマカガシ」
しゅわんつの村では「ヤマッカガシ」と発音する。
この方が何となく"嫌われレベル"が高く感じる。

少年時代には一緒に川でニョロニョロと泳いだものである。
「えごう」と呼ばれる、俺たちの天然流れるプール。
深さ3メートルくらいはあったと思う。

でも要注意!このヤマッカガシ、奥歯に毒があることが数年前に発見された。
ちなみに、しゅわんつの奥歯は治療済みである。
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ニコニコ、ニコニコ・・・・・・
ふふふふ、ふふふふ・・・・・・
今日はすこぶる機嫌がいいのだ!

畑では"新たまねぎ""新じゃがいも"が盛りだというのに、我が家の訪問者ときたら、近頃さみしかったのだ。

で、じゃじゃ~ん!
ついに今年の"新クワ"登場!新しいクワガタである。
ミヤマのメス、略して"ミヤメス"と呼んでいる。

新モノは東の空を見て笑わなくてはいけないのだ。
ニコニコ、ニコニコ・・・・・・、ふふふふ、ふふふふ・・・・・・
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今、 「スズメ」がかわいい・・・
いつもこの木から我が家をのぞいて、えさを待っているようだ。

我が家では古いお米、去年の夏、虫に食われてしまったお米を「チョ-マン」でなく「スズメちゃん」にあげるのが日課になってしまった。

日に日に1羽ずつ増えていき、日に日に"デブ"になっていく・・・。

別に"焼き鳥"にするために肥らせているわけではないが、密かに「スズメの恩返し」を期待している自分がいる。
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お待たせいたしました。
しゅわんつ通信もずいぶんサボってしまいました。

で、久しぶりの来客は、「チョーマン」です。
ドイツ人みたいな名前だが、日本に住んでいるのだ。
本名は"ヒヨドリ"という。

チョー、チョー!と鳴きまくり、うるさい。
まるで日本のギャルと呼ばれる生物みたいで、超〜ムカツク〜!

チョーマンが申すには、この家ではスズメごときのために米をまいているので、この俺様が毎朝うばって食べることにしている・・・と、これまた、超〜ナマイキ〜!
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朝、国道わきで見つけた"息絶えたテンマル"

地面は凍り付くほど寒い朝でした・・・。
体はカチカチに冷たくなっていました・・・。
しゅわんつは車を降りて、道路わきに穴を掘って、木の葉で埋めてあげました。

車を運転する皆さん、お願いです。
車は急には止まれません。
動物だって急には止まれません。

死んだらもう、元には戻れません。
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愛犬しゅわんつが死んだ・・・。
病気と老衰、15年程の付き合いでした。
心から「ありがとう」と言いたいです。
最後は俺と妻に抱かれて、君も最後に口をパクパクして話してくれました。
「楽しかったぞ!ぐぅ~」
そう言ったんだろ、しゃんちゃん。ちゃんと聞こえたよ。

ジムニー、パジェロに乗って三条橋、百石までの散歩が大好きだった。
あっちこっち車に乗ってお散歩の旅。
いっしょに登った山、数知れず。
三条の湯で生まれ、兄弟に先立たれた君は、平成4年の春に俺と暮らしはじめた。

でも君にとって一番の幸せは妻との出会いでしょう。
三人で一緒に登った晩秋の笠取・・・、岩場は登れないからと俺のザックを橋にして登った。
あの頃から君の足はみるみる衰えてしまっていった・・・

風呂が嫌いで、山と谷と雪が大好きで、自己中で、反省するのが嫌いで、うまいものしか食わなくて・・・、まるで自分を見ているようでした。
"しゃんちゃん"は俺の人生を見守ってくれていたんだね。
死んだ翌日、仕事を休んでお墓に埋めました。
墓標には君の大好きだった"百石"の石をおきました。
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吾輩はトンビである。名前はまだ無いだろう。
高尾橋脇にある、この木のてっぺんが大好きのようだ。

"ピーヒョロロォ~"と鳴いては旋回飛行を繰り返している。
何を狙っているのだろう・・・

「さてさて、うまい魚でも食べに行くか!」なぁ〜んて考えてカッコつけているが、実は"トンビ"は"トンマ"なのだ。
くわえた"へび"を落としたりもする。見ちゃったもんね!バレバレだよ!

猛禽類なのに"キリッ!"としてないのである。
これではとても"アブラゲ"はさらえないだろうなぁ~!
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窓の外では秋の演奏会が始まっている。
と思っていたら、ガラスにはりついた久々の訪問者。

「スィッチョン」かと思いや、やけにスリムであるぞ!
これは「カヤキリ」でしょうか?
同定はできないが、キリギリスもウマオイも「スィーッチョン」と鳴けば「スィッチョン」なのだ。今はこだわらないことにする。
コオロギもまた、種類がたくさんありすぎて、よくわからんのです。

「茶色い」のは「コオロギ」で良いのだ。
「カマドウマ」は「ベンジョコオロギ」で良いのだ!
「バカボンのパパ」は、これでいいのだ!
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お彼岸で妻の実家へ墓参りに行った。
お墓の脇にこの「あけび」の木がある。
毎年1個食させていただくのである。

しゅわんつの住む村では、この"あけび"と"あくび"の使い方が非常に曖昧である。

大きなあけびは「大あくび」、小ぶりで鈴なりなのは「バナナあけび」などと呼ぶ。

犬にはとうてい理解できない。
考えると"生あくび"がでてしまう・・・
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今夜のお客様は"オニヤンマ"である。

カブト・クワガタ・セミに続く"夏の昆虫ジャパンA代表"
ワシのひざに乗ってくつろいでおられたので、ついうれしくなって、なでなでしていたら"ガブッ!"
指を噛まれた・・・。

やはり「オニ」は「鬼」である。
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「ウィ~、ヴィ・ヴィ~」
またまた我が家にやってきた"夜の不法侵入者"

こんばんわ〜、どなたです〜♬
ミンミンゼミのミンちゃんで〜す!
今晩の~出し物は~♬
ミンミンゼミのホーミーで〜す!
あ〜あ、あ〜ああ、そうですか〜♬

でも、そのミンちゃん、「ミーン・ミーン」と鳴けずに「ウィ~、ヴィ・ヴィ~・・・」まるでモンゴルのホーミーである。
おまけに浅草寺の"凶"のおみくじの上で笑みを浮かべている・・・
「ミンミン、恐るべし!」
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ケーロ(カエル)もまたかわいい!昔から大好きである。

少年時代は1日中リード?をつけてお散歩したものだ!
リードを木につないだまま、お昼ごはん。
そのまま忘れてしまって・・・気がついたときには"ごめんなさい"・・・
何とも、つらい過去をまだ引きずっているのである。

しゅわんつの周りには「カジカガエル」「モリアオガエル」「アカガエル」がいて、最近では「ナガレタゴガエル」まで発見されている。まさにカエル天国である。

しかし、忘れてくれるな「ヒキガエル」。
嫌われ者だが、付き合ってみると非常に"いい奴"だったりする!
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今度の"不法侵入者"は「国からの使い」でした!
1頭の国蝶、オオムラサキ!

優雅に舞う姿・・・ではなく、家の中をジタバタと飛び回りました!
レースのカーテンにとまって大きな羽をゆっくりとパタパタとくつろいでいる!
しかも、数日前にも別の1頭が娘の手に止まって"くつろぎモード"だった。

最近ではあまり見なくなっていただけにうれしいのだ!もっと増えてくれればうれしいな~

そういえば、小学生時代に1度つかまえて飼ったことがあった!ウン十年前の夏休み・・・
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我が家のかぶと養殖工場、略して"カブ樽"
実は漬物用の樽なのである!

出てくる、出てくる・・・、うようようよ~!
オスは、かわいそうなことに、角が"皮かぶり(笑)状態"
メスは、おしゃれなオレンジの産着!
ちなみにクワガタも今"うようよ"しています。

みんな立派な家に住んでいます。
「深山亭」「小桑苑」「赤足会館」「兜屋敷」、予備として「ホテル・ニュー小桑」も用意してありますよ~。
病院も「産婦人科」と「接骨院」もあるのだ。
どうだまいったか!

しかし、人は笑う・・・妻も・・・娘も・・・しゅん(-_-;)
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最近、ナナフシが増えてきた。
昔はこの辺にはあまりいなかったのに・・・
正直、都会の虫だと思っていた!

しかし、しゅわんつ通信、なんだか最近「虫ブログ」みたいになってきたな~

仕方ありません・・・何てったって"しゅわんつ"はその昔、自他ともに認める昆虫少年だったのです。

カブト・クワガタなんぞは、朝一に総取り!
友達がやってくる頃には、もう1匹も残っていません状態でしたから~!
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みずみずしいね~!"クマイチゴ"の実です。
まだちょっと若すぎますが・・・

このイチゴ、正確には"エビガライチゴ"というのだそうだが、しゅわんつの村では、これを"クマイチゴ"と呼んでいる。
これが、また、うまいんですよ。

山のイチゴの中でも、とびきり、キイチゴ(モミジイチゴ)とクマイチゴは・・・ウマイぞ!夏の味覚です。

収穫が楽しみだな〜!
はやく大きくな~れ!
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獅子舞大好きの「ちょい悪オヤジ」ならぬ「酒グセ悪オヤジ」5人組で"いかだレース"に参戦!

4年連続で、こだわりの"竹のいかだ"
黄色のゼッケン46で、気分は"バレンチーノ・ロッシ"
ぶっちぎりのチャンピオン走り!と行きたかったが、
完走は果たしました!

しかし、水のきれいな"楽園"に暮らす我々にとって、この「水の臭さ」は何とかならないものかな~
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深夜に・・・物音が!

「トコ・トコ・トコ・・・」と歩いてやってきた、我が家への不法侵入者!
犯人?は「セミの幼虫」です。

網戸にねぐらをつくると、翌朝には立派な成虫になっていました。

このセミは、このあたりでは"ミンミン"に対抗?して"シンシン"と呼ばれています。
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夏本番前・・・ですね。

夏休みの子供たちの楽しみといえば?
そう、昆虫採集です!

で、夏休みを前にカブト虫たちも準備態勢が整っているみたいです。
畑の堆肥の中にはごらんのとおりの大家族が暮らしていました。

でも、さなぎさん、ビックリさせてごめんなさい。
こちらもかなり、ビックリしたけどね。
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でかい!でかすぎる!
クワガタ取りに行ったら出やがった!

「シロスジカミキリ」なんていっても、全然白くないしぃ〜、黄色いしぃ〜!

シロスジって言うくらいだから、きっとスジ者なんだろうなぁ。
確かに、声はでかいし、目つき悪いし、切れ物持ってるしぃ・・・。

まぁ、大きい"ってのも、ひとつの魅力なのかなぁ~
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クワガタの幼虫かと思いきや・・・
生まれてきたのは、カ~ナブン、ブン!
そうです。カナブンです!
正式には"ハナムグリ"であるらしい。

カナ・・・、カナ・・・、悲しい・・・。
"悲しみ笑い"というものがあるのをはじめて知った。
決して、ハナムグリが悪いわけではない。
"みにくいアヒルの子"だって"白鳥"になるのだ!

そういえば、タモリが話していたのはハナムグリ語だったけ?
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"チチン、チチン"と鳴きながら清流を舞う「キセキレイ」
しゅわんつの村では、その鳴き声から「チチン」と呼ばれ、親しまれています。

この兄弟?は、ゴールデンウィークに巣立ったばかりの赤ちゃんです。
野鳥の赤ちゃんは「たちっ子」と呼びます。

「巣立ち」から、すぐに直面する自然界の厳しさ。
きっと、巣から落ちてしまったものと思われます。

ごめんね、しゅわんつには助けてあげることが出来なくて・・・