男イチバン、バチなら2本、雄しべは5本?

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今年は花が早いというか、早すぎる!
ヤマブキも咲いたので、ミツバツツジはどうなってしまったかと気になって、丹波川上流の三条橋付近まで行ってみた。
村の花にも指定されているこのミツバツツジ、春のイチ押しのおすすめである。
例年だと4月後半が見ごろなんだけど、今年はすでに満開、つぼみも残り少ない。

一番最初に咲くツツジだから、この辺では「イチバンツツジ」と呼ぶのだ。
登山道に入ればトウゴクミツバツツジなども多く見られるが、トウゴクが雄しべが10本もあるのに、ミツバツツジは雄しべが5本しかない。
だからといって「男らしくない!」とか「弱い!」わけではない。
まして「甲斐性なし!」とか「ダメねえ〜?」とか言われることも決してないのだ。

どちらの花も「イチバン」で片付けられてしまうが、「男一番、バチなら2本!」村の盆踊りの定番にもあるように、実は男気あふれる花なのだ。違うか〜!
イントネーションも、語尾を尻上がりに「イチバン」と呼ぶのが、やっぱり男らしいのだ。
違うか〜!

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