2009年5月アーカイブ

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いらっしゃいませ!。ようこそ、赤足会館へ。
待ちに待った2009年版初クワさんの登場です!
まだ5月でっせ、5月。初ガツオじゃなくて初クワだよ。

今年のトップバッターはミヤメスじゃなくてアカアシちゃん、悲願の開幕スタメンとなったのである。
でも、実は妻が見つけてくれたんだよね〜!ありがとう!

ん??? もしかして・・・
「や、やられた〜! これは罠だ! 罠だったのか〜」

このところ暖かくなっていたので、しゅわんつは時々"クワ眼"になって街灯の下をのぞいていたのだ。
「まだ、いる訳ないじゃないの!」と妻は一喝、「そうだよね、まだ5月だもんね」としゅわんつは素直に納得してしまっていた。
油断させておいて出し抜く技を、とうとう身につけてしまったらしい。

悔しいからちょっと意地悪してひっくり返してみよっと。
「ねえねえ、お腹を見せてよ〜、お前も、足は赤いけどハラは黒いのね〜」
いつも真剣勝負、白か黒か、はたまた赤か、ハッキリさせないと気が済まないバカ夫婦であった。
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クマンバチと言っても、全国各地で違うハチのことを指すみたいである。
"ヤホー"で調べたら、スズメバチのことをクマンバチという地方もあるらしいのだ。
しゅわんつの村で「クマンバチ」というと、大まかにこの種類なのだ。
正確にはクマバチではなく、トラマルハナバチなのだろうが、まあいいか。

突如「ブオーン」と飛んできてホバーリング、サッシのガラスにタックルしてきた。
ちっとも静止してくれない。
やがて疲れたのか、サッシの隅に4点支持で「シカッ!」とつかまっている。
お前、かわいいじゃねーか!飛騨のサルボボ人形みたいだね。

ちなみにしゅわんつの村には「クドンバチ」と呼ばれる生物がいる。
同じことを何度も何度も繰り返す輩のことだ。
アルコールが入ると突然変異する「ノムトクドンバチ」という亜種もいる。
どちらもタチが悪いものである。

クドいようだが、"ヤホー"で「クドンバチ」を調べてみたら1件ヒットしましたよ。
神奈川県の宮ヶ瀬方言集のサイトであった。
やっぱりご近所、自然豊かな場所に棲息するんですね〜!
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「ねえ、また、ここに巣を作ってるの?」
「仕方ないじゃん、もう、卵産んじゃったし〜!」

このアシナガファミリー、我が家の軒先に毎年巣を作っているのだ。
刺されると困るので、親バチが留守のときに強制的に解体工事をしてしまうのだ。
しかし、壊しても壊しても、また翌年には同じ場所に巣を作り出すのだ。

土台が残っているからだろうけど、「また壊されるかもしれない」といった危機感はないのだろうか?
それともアシナガバチの世界、先輩からの引き継ぎもなく、DNAにも書き込まれないのだろうか。
何とも学習能力のないアホなハチである。
そんなことじゃ「あしながおじさん」は資金援助してくれないよ。

どうも、虫たちの世界では、しゅわんつの家が「虫たちに優しい」という評判らしい。
おかげで、巣は作るわ、冬眠するわ、卵は産むわ、不法侵入してくるわ、何ともやりたい放題なのである。
もしかしたら「あしながしゃんちゃん」なんて呼ばれてるのかな?
ちょっとうれしいかも!
アシナガちゃん、エサあげようか? 青虫が大好物だったっけ?