
小学生の頃「ウルトラセブン」が好きだった。
ウルトラマンより直線的で、しかもモロボシ・ダンが変身する時の"メガネ"との頭の上の"ブーメラン"みたいなものがカッコ良かった。
時を同じくして70年代初め、昆虫少年だったしゅわんつ隊員、当時のカミキリムシといえばこの「ルリボシ隊員」がほとんどだったのである。
山小屋とキャンプ場で育ったしゅわんつ隊員は、いつも身近に「薪」がある生活を送っていた。
薪割りをして、炊事用やキャンプファイヤーのために薪の長さ(クル)を揃えて積みあげてあったのだ。
そこにやってくる常連さんが、まさにこの"ルリボシカミキリ"だった。
「キュー、キュー」と鳴きながら、シオカラトンボと同じ、あの美しいブルーに心ときめかせたしゅわんつ少年だった。
今、感謝を込めて「瑠璃☆ブルー」なんて漢字で表現させていただこうかな!
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