2009年8月アーカイブ

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生きているタマムシに初めて出会った。
昆虫大好き少年を40数年続けていても初めての出会いだった。

頭上をゆっくりと羽ばたくグリーンメタリックの未確認飛行物体・・・。
最初アオカナブンかな?なんて思って、やさしく手ではたいてみた。
ポトリと路上に落ちたグリメタ生物。
ムムッ?細長いではないか、これがタマムシなのか?

なるほど、美しい。繊細なレインボーラインも日本的である。まさに和の心をくすぐられてしまうタマムシちゃん。
法隆寺の玉虫厨子をつくった人の気持ちが伝わってくる。

「玉虫色は美しい」となると、玉虫色の政治家ってのもやっぱり美しいのだろうか?
しゅわんつはその昔、赤タマムシと呼ばれるKawasaki ZⅡというバイクに乗っていたが、これも美しい名車であった。
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日本にいるヘビちゃんの中でも、もっとも気をつけなければならないのは、マムシとヤマカガシである。

このマムシ君、体長は30センチほどの標準体型。
そーっと、背後から気づかれないように近づいてみた。
そりゃ、かまれたくないでしょ〜、マムシの毒は命に関わる猛毒なのである。

ところが、このマムちゃん、日向ぼっこに出てきたのだろうが、じっとして動かない。自慢の二枚舌も出さない。もしかして寝ているのだろうか?
とぐろを巻いている時は要注意なのだ!即、臨戦態勢なのだ。とぐろをスプリングにしてジャンプ、そしてガブッ!となるのである。

しゅわんつの村の猟師や山仕事関係者は、マムシを見つけると、おもむろに頭を切り落とし、生き血を飲んだり、皮をペロンとむいて、いきなり生肉にしゃぶりつく精力ビンビンの「マムシ男」たちがいる。

しゅわんつの知り合いにも、山でマムシに噛まれてしまい、すぐに血清を打たねばならない状況にもかかわらず、全身泥だらけで汚かったので、シャワーを浴びて着替えてから病院に行ったという強者もいる。
その知人、どうなったって? 心配ご無用、今も元気いっぱいに生きています。
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大変だ、クヌドンがやられた〜、大切な葉っぱを食われてしまった〜!

犯人はこいつだ、黒づくめだから間違いない!
犯人というものは、たいてい黒い服にサングラス、そしてベレー帽か目出し帽をかぶって、さらに「バールのようなもの」を持っているのだ。
だからこいつが犯人なのだ!

良く見るとあちらにも、こちらにも・・・
クヌドン畑が極悪集団に乗っ取られてしまっている。
こいつ、「落とし文」なんて、実にロマンチックな名前ではあるが、かなりあくどい。
源氏物語か平安京の世界にトリップしてしまいそうだが、こやつ、クヌドンの葉っぱを食った悪人。
落とし文ならぬ、落としのしゅわんつ刑事、カツ丼食わして自供させてやろう。


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何と言うことだ!
またしてもシオカラさんの来客がやってきた。
しかも今回のお客様はメス、いや失礼、御婦人である。
ハイカラさんの黄色いシオカラさんなのだ。

もしかして、先日の訪問者の奥さん?
「実は主人、置手紙を残したまま帰ってこないんです・・・。置手紙には虫の楽園、しゅわんつ君のところに行ってくると書いてありました。」と涙ぐむ。
「特徴は体長約10センチ、全身が青白くて、腹回りはちょっとメタボ入ってて・・・、忙しく飛び回るよりも枝にとまっている方が好きで、性格的にもおとなしい方なんですけど・・・。」

シオカラはみんな一緒だっちゅ〜ねん!

世間では元アイドル歌手「**P」が失踪から一転、逮捕状とあって、マスコミが騒ぎっぱなしである。
民主党の政権交代、日本の将来よりも重大ニュースなのかな〜。

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妻からの電話で「けが、けが・・・」というから、どこか怪我をしてしまったのかと心配したのだが、水汲みに行った沢に「毛が生えたでんでん虫がいる!」という通報だった。

「ラジャ、至急救助に向かいます!」と出動。
見事に毛並の良いマイマイを無事救出した。
事情聴取によるとこのマイマイ、関西系の"オオケマイマイ"と、関東系の"オオウケマイマイ"と2種類いるらしいが、しゅわんつには区別はつきません。

しゃべってみれば分かるだろうか? "オオウケ"はお笑い系だから関西?いや逆だけど、即興で「ノリつっこみ」をしてるくれるかもしれない!

その昔、欽ちゃんの番組で「欽ドン賞、決定!」なんてあったけど面白かったな。
どうせなら「バカウケマイマイ」と「ヤヤウケマイマイ」、毛のフサフサ度で見分けるなんてのも面白いのにな〜、なんて髪の毛の少なくなった頭で思った。