
道路の真ん中でヒミズが仰向けになって死んでいた。
しかもアスファルト道路の上である。
敵は車か天敵か? 少し血が出ていた。
ここは大菩薩峠へのアクセス道路。
大菩薩峠は甲州市方面からのアクセスが非常に良くなり十分に日帰り可能な日本百名山となった。
同じ山梨の清里にはヤマネの歩道橋がある。
圏央道の工事の時に高尾山付近にタヌキのトンネルの必要性を叫んでいた団体もあった。
ここもやがてはヒミズの地下連絡道なんてのも必要になってくるのであろうか?
道路の新設改良など、人間の利便性が向上していくのに伴って、動植物の生態系は多かれ少なかれ犠牲を受けてしまう。
永遠のテーマであるのだが、まさか交通事故で死んでしまうとは、このヒミズの家族も想像していなかったに違いない。この地球に暮らすすべての生物にとって、やさしい時代がきっとやってくるよ。
おやすみ・・・、道路脇のフカフカの土の中、本当のキミのフィールドに埋めてあげるね。
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