動物の最近のブログ記事

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道路の真ん中でヒミズが仰向けになって死んでいた。
しかもアスファルト道路の上である。
敵は車か天敵か? 少し血が出ていた。

ここは大菩薩峠へのアクセス道路。
大菩薩峠は甲州市方面からのアクセスが非常に良くなり十分に日帰り可能な日本百名山となった。

同じ山梨の清里にはヤマネの歩道橋がある。
圏央道の工事の時に高尾山付近にタヌキのトンネルの必要性を叫んでいた団体もあった。
ここもやがてはヒミズの地下連絡道なんてのも必要になってくるのであろうか?

道路の新設改良など、人間の利便性が向上していくのに伴って、動植物の生態系は多かれ少なかれ犠牲を受けてしまう。
永遠のテーマであるのだが、まさか交通事故で死んでしまうとは、このヒミズの家族も想像していなかったに違いない。

この地球に暮らすすべての生物にとって、やさしい時代がきっとやってくるよ。
おやすみ・・・、道路脇のフカフカの土の中、本当のキミのフィールドに埋めてあげるね。

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日本にいるヘビちゃんの中でも、もっとも気をつけなければならないのは、マムシとヤマカガシである。

このマムシ君、体長は30センチほどの標準体型。
そーっと、背後から気づかれないように近づいてみた。
そりゃ、かまれたくないでしょ〜、マムシの毒は命に関わる猛毒なのである。

ところが、このマムちゃん、日向ぼっこに出てきたのだろうが、じっとして動かない。自慢の二枚舌も出さない。もしかして寝ているのだろうか?
とぐろを巻いている時は要注意なのだ!即、臨戦態勢なのだ。とぐろをスプリングにしてジャンプ、そしてガブッ!となるのである。

しゅわんつの村の猟師や山仕事関係者は、マムシを見つけると、おもむろに頭を切り落とし、生き血を飲んだり、皮をペロンとむいて、いきなり生肉にしゃぶりつく精力ビンビンの「マムシ男」たちがいる。

しゅわんつの知り合いにも、山でマムシに噛まれてしまい、すぐに血清を打たねばならない状況にもかかわらず、全身泥だらけで汚かったので、シャワーを浴びて着替えてから病院に行ったという強者もいる。
その知人、どうなったって? 心配ご無用、今も元気いっぱいに生きています。
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妻からの電話で「けが、けが・・・」というから、どこか怪我をしてしまったのかと心配したのだが、水汲みに行った沢に「毛が生えたでんでん虫がいる!」という通報だった。

「ラジャ、至急救助に向かいます!」と出動。
見事に毛並の良いマイマイを無事救出した。
事情聴取によるとこのマイマイ、関西系の"オオケマイマイ"と、関東系の"オオウケマイマイ"と2種類いるらしいが、しゅわんつには区別はつきません。

しゃべってみれば分かるだろうか? "オオウケ"はお笑い系だから関西?いや逆だけど、即興で「ノリつっこみ」をしてるくれるかもしれない!

その昔、欽ちゃんの番組で「欽ドン賞、決定!」なんてあったけど面白かったな。
どうせなら「バカウケマイマイ」と「ヤヤウケマイマイ」、毛のフサフサ度で見分けるなんてのも面白いのにな〜、なんて髪の毛の少なくなった頭で思った。

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「ねえ、ねえ、バスタオルとってけろ!」
なんて東北弁で言われたら、もう僕どうなってもいいもんね〜。
そんな気持ちにさせるつぶらな瞳とプックリボディである。

清里で出会ったアマガエルの赤ちゃんだ。
ちっちゃな体で足湯?、いやいや半身浴中のところをお邪魔させてもらった。

日本全国、カエルと言えば、一般的にはこの"ニホンアマガエル"を思い浮かべることだろう。
しかし、しゅわんつの村には昔から"田んぼ"というものがないのだ。
子どもの頃からカエルと言えば、渓流の歌姫「カジカガエル」か、嫌われ度ランキング万年上位の「ヒキガエル」だったのだ。

だからこのライムグリーンのボディに憧れてしまいますね〜。
モリアオ君もシュレーゲル君も大好きなのだ。
平面ガエルのピョン吉君は黄色だったけど、まあいいか。

ライムグリーンといえば、バイクは男・Kawasakiだし、最近、KIRINのNUDAにはまっているしゅわんつである。

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今年3回目のマイタケ採りに行った。
結果は・・・ふふふ・・・ご馳走さまなのだ!
ただいま、初モノの"マイタケ御飯"を召し上がった次第であるぞ。

マイタケを探して山から山へ駈けずり回っている途中でノドが渇いたので沢の水を飲んだ。
すると「どうだい?」と井蛙が正座して待ってくれていた。違うかぁ~?

この"ヤマアカガエル"ちゃん、しゅわんつの村では"アカゲーロ"などと、これまたかわいくない名前で呼ばれている。

あっ、肝心のマイタケの写真を撮るのを忘れた・・・、またやってしまった・・・写真を撮るより先に、速攻でカゴに入れてしまったのだ・・・
これが悲しきかな、キノコ採りの習性であろうか。違うかぁ~?
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大雨の中、キャンプ場の管理人室にクライマーが現れた!
本日の訪問者は、夏の渓流できれいな声で鳴く"蛙王"、カジカガエルの赤ちゃん?である。

しゅわんつの村では「ナンビンゲーロ」などと呼ばれているが、あまり可愛くない名前だな~。
カエルの総称は「ケーロンチョ」なんて、とても可愛い愛称があるのに・・・。

ちなみに素っ裸のことを「ハダカンチョ」とも言う。だからハダカンチョのケーロンチョなのだ。
腹も黒くないし白いのだ!

お腹のゴミを見て「これ何?」と聞いた娘・・・
「おへそだよ!」と答えたのだが「へー、こんなところについているんだ!」と、完全に信じ込んでいる・・・
このままではマズイと思い、真実を教えてあげたのだが、なぜか冷たい視線とともに口を聞いてくれなくなってしまった・・・
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下部の湯之奥金山博物館に今年2度目の砂金採り修行に行ってきたのだ!

そう、しゅわんつの村にも黒川金山、竜喰金山など、たくさんの金山跡がある。
ともに甲州金、武田信玄公の"隠し金山"なのであるぞ!
何〜?、"金隠し山"ではないので念のため・・・

"隠し"という言葉にワクワクしてしまうのは、自分自身に後ろめたい何かがあるからだろうか?
でも、しゅわんつには妻に内緒の"隠し金"はほんの少ししかないし〜、"隠し妻"も"隠し子"も今はまだいないし・・・?

さてさて、砂金を見つけた時よりも喜んでしまったのが、このモリアオ君との出会いである!
何とこのごじん、排水溝の中で暮らしておられた。
ふむふむ、この"隠れ家"、お城はないけどお堀はある。これぞ武田家の教えではないか!
きっと前世は武田家の家臣に違いない!
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国道脇で長々と「日向ぼっこ」しているアオダイショウ、5~6匹の集団で甲羅干しをしている。

リーダーとおぼしき一番大きい奴に「危ないよ!」と注意しても動こうとしないので、一緒に日向ぼっこをすることにした。
近くで見ると卵を抱いているのかな?おなかがポコポコしている。

そういえば、しゅわんつが小学生の頃、我が家では「夏の季節限定メニュー」として普通に食していたものがある。もちろん「へびちゃん」である。
ブツ切りにして砂糖と醤油で煮た"煮へび?"だ。
国産の天然ものだし、流通経路も直だし、ダシも出し、食の安全は確保されている!
マムシもシマヘビも食べた。マムシが松なら、シマヘビは竹、このアオダイショウは梅なのである。

そういえば、加山雄三の若大将シリーズに出てきた田中邦衛は"青大将"と呼ばれていた。
今風にいえば典型的な"チャラ男"なのだが、ちょっと前までは青大将タイプの方が女の子にもてたが、時代は再び若大将タイプにシフトしつつある気がする。
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仕事帰りに我が家の玄関前で待っていてくれたサワガニ君。
梅雨明け間近の雨にうたれてながら、けなげにご主人様の帰りを待っていてくれた。

最近、妻の"お帰りなさい"のトーンが、どうも歓迎ムードではなく、別な感情が含まれているように感じられる今日この頃である・・・ 

それに引きかえ、このサワガニ君、いやサワガニちゃん、お父ちゃんの帰りにアワをプクプク吹きながら、歓迎ムードいっぱいに悶えているではないか!
メイドカフェが流行るのって、こんな理由があるのかもしれないな~?

でも、うれしいぞ!これぞ、正しい日本の家庭。
つまり「美しい国・日本」の姿でもある。
昨日から始まった洞爺湖サミットの席でも、ぜひ発表してもらいたいものですな、総理!
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我が家の飲料水は沢の水を汲んでいる。
もちろん、村の水道施設の水もおいしいのだが、朝のコーヒーと米をとぐのは沢の水と決めている。
その水汲み当番はお父ちゃんの仕事になっている・・・

ある夜、ペットボトルに水を汲んでいるとヘッドランプ越しに大きな"デンデン虫"がいるではないか!
大きいというより"巨大"だ。ツノなしサザエみたいだ!

その時、魔が差してしまった・・・ついつい、ポケットにいれて誘拐してしまったのである。

家に連れて帰って監禁・・・ではなくて、キッチンで撮影会!う〜ん、シンクのステンレスとの相性はバッチリのようだ!ニコニコニコ・・・

俺は満面の笑みだが、妻は冷たい視線・・・しかも、ツノもヤリも出ているではないか!
大目玉が飛び出す前に沢に返してあげました。
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我が家に今まで何度も訪問しているにも関わらず「しゅわんつ通信・我が家の訪問者シリーズ」に取り上げられなかった、かわいそうな"カガビッチョ"ちゃん。

"カナビッチョ"とも呼ばれているが、正確には「ニホントカゲ」ちゃん。
どちらかというと、世間では嫌われ者の部類になってしまうのかな?
でも、しゅわんつは味方だからね!
「カワイイ」と思っているし、抱きしめてあげたい。

夏の日差しにグリーンメタリックの色彩が美しい!
シッポが切れても、また生えてくる。
そのハングリーな生き方に感動するのだ!
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山の嫌われ者の代表取締役、"へびちゃん"です。

数あるへびちゃんの中でも、こちらはわれらと同じ山の民である「ヤマカガシ」
しゅわんつの村では「ヤマッカガシ」と発音する。
この方が何となく"嫌われレベル"が高く感じる。

少年時代には一緒に川でニョロニョロと泳いだものである。
「えごう」と呼ばれる、俺たちの天然流れるプール。
深さ3メートルくらいはあったと思う。

でも要注意!このヤマッカガシ、奥歯に毒があることが数年前に発見された。
ちなみに、しゅわんつの奥歯は治療済みである。
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朝、国道わきで見つけた"息絶えたテンマル"

地面は凍り付くほど寒い朝でした・・・。
体はカチカチに冷たくなっていました・・・。
しゅわんつは車を降りて、道路わきに穴を掘って、木の葉で埋めてあげました。

車を運転する皆さん、お願いです。
車は急には止まれません。
動物だって急には止まれません。

死んだらもう、元には戻れません。
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ケーロ(カエル)もまたかわいい!昔から大好きである。

少年時代は1日中リード?をつけてお散歩したものだ!
リードを木につないだまま、お昼ごはん。
そのまま忘れてしまって・・・気がついたときには"ごめんなさい"・・・
何とも、つらい過去をまだ引きずっているのである。

しゅわんつの周りには「カジカガエル」「モリアオガエル」「アカガエル」がいて、最近では「ナガレタゴガエル」まで発見されている。まさにカエル天国である。

しかし、忘れてくれるな「ヒキガエル」。
嫌われ者だが、付き合ってみると非常に"いい奴"だったりする!

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