植物の最近のブログ記事

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♬ポーニョ、ポーニョポニョ、森の妖精が生まれてきたよ!

宇宙人?、それとも、もののけ姫に出てきた木霊かな〜?
ジブリの世界に出てきそうな可愛さじゃないですか。
しかし、宮崎駿の感性って、本当にすごいですね〜。

昔、テレビアニメで「怪獣王ターガン」てのがあったよね。
「ヒューヒュー」と「ポーポー」って覚えてますか?
アメーバみたいにプニョプニョと体が変形できる優れものの怪獣(?)で、色は白かったけど、こんな姿だったように記憶しているんですが・・・。

でもね、この妖精の名は"ヒメノキシノブ"なのである。シダの種類なのだ。
漢字では「姫軒忍」と書くらしい。源氏名みたいである。
「しのぶちゃん」ね〜、京都出身なの〜? あ、名刺ちょうだい!

全国の美人ママの店で飲むのも、それはそれで楽しそうだが、自然観察もシダやコケの類いまで広げると、楽しみがグ〜ンと広がってくる。
山に登って、たとえ高山植物に出会えなくても、ガスって展望が利かなくても、足下のほんの小さな「自然の不思議」を見つけることが本当に楽しくなってくる。

これぞ「センス・オブ・ワンダー」の世界なんだろうな〜!

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今年は花が早いというか、早すぎる!
ヤマブキも咲いたので、ミツバツツジはどうなってしまったかと気になって、丹波川上流の三条橋付近まで行ってみた。
村の花にも指定されているこのミツバツツジ、春のイチ押しのおすすめである。
例年だと4月後半が見ごろなんだけど、今年はすでに満開、つぼみも残り少ない。

一番最初に咲くツツジだから、この辺では「イチバンツツジ」と呼ぶのだ。
登山道に入ればトウゴクミツバツツジなども多く見られるが、トウゴクが雄しべが10本もあるのに、ミツバツツジは雄しべが5本しかない。
だからといって「男らしくない!」とか「弱い!」わけではない。
まして「甲斐性なし!」とか「ダメねえ〜?」とか言われることも決してないのだ。

どちらの花も「イチバン」で片付けられてしまうが、「男一番、バチなら2本!」村の盆踊りの定番にもあるように、実は男気あふれる花なのだ。違うか〜!
イントネーションも、語尾を尻上がりに「イチバン」と呼ぶのが、やっぱり男らしいのだ。
違うか〜!
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道路わきになにやら黄色いものが見えた・・・
ヤ、やまぶきじゃないか〜!
例年だとゴールデンウィークの直前あたりに満開になるのに・・・、早い、早すぎる!

この花が咲き出すと「渓流釣りが盛りを迎える」と言われている。
つまり「ヤマメがよく釣れる」というのだが、連日、川原をにぎわしてくれている釣り師の皆さんはどうなのかな?
村営つり場のニジマスたちもピョンピョンと浮かれ出してきているのだろうか?

そういえば、生前によく食べた"ニジマスの煮魚混ぜワンちゃん定食"はうまかったな〜!
春の訪れに一番浮かれているのは、何を隠そう、実はしゅわんつなのである。
ピョンピョン!
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まだまだ寒い日が続いてるのだが、春の訪れは着実にやってきているぞ。
しゅわんつの村にもやっと梅が咲きだしたのである。
いつもより2週間くらい早いかな〜?
この梅の花は、旧野村屋旅館の敷地内にある「しだれ梅」なのだ。

しゅわんつは梅干しはあまり好きではないのだが、梅の花の香りは好きだ。
犬だから仕方ないのだ。
でも、紀州の南高梅はうまい!これなら「食わせていただきます!」
しゅわんつだから仕方ないのだ。

さて、この野村屋旅館。
その昔、若き頃の芥川龍之介がこの地を旅した時、この宿を訪れたという。
その時の記録には、桑畑が広がるとあったが、この梅の木も見たのだろうか?
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突然ですが、「困るなぁ~!」

しゅわんつが去年から始めた"カーボン・オフセット"改め"クワガタ・オフセット"も2年目を迎えた。
世界的?ではなく、極めて"世帯的"なエコ活動である。

捕まえたクワちゃんの数だけクヌギを植える・・・
クワちゃんの呼吸したCo2の分までクヌギが増えていく・・・という計画なのだが、今年は何と98個のクヌドンが集まってしまい、我が家庭菜園はクヌドンだらけになってしまった。

このままだと来年度以降の事業展開が厳しくなる・・・(と満面の笑み)
よし、ここは現実的に年末ジャンボを当てて、山のひとつやふたつ、ドカンと買わないといかん!
そして健康に注意して300歳くらいまで生きなければならないのだ!
そうだ、初詣にお願いしてみよう。
いやいや・・・「困るなぁ~!」
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ヒツジさん? いや、おサルさん? それともハニワさん?
寒くなるにつれて現れる、なんとも心温まる笑顔である。

これはオニグルミの葉痕、枝が落ちるとニコリと現れます。
実はこのクルミ、去年の秋に食べようと庭に埋めておいたのだが、どうも掘り忘れがあったらしい・・・。
おいらの前頭葉はリスちゃんかモズちゃん並のようだ。

しか~し、親はバカでも子は育~つ!
この春に芽を出し、ニョキニョキと育った赤ちゃんぐるみ、名前はそのまんま"くるみちゃん"と申す。
ミルクはもちろん飲まない!

冬の森歩きを楽しくする冬芽探しだが、京都の三十三間堂には「自分に似た仏像が必ずある」と言われているけど、自然の中でも、誰かによく似た"変な顔?"が見つかると、ついついうれしくなってしまう。
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「クワガタオフセット」事業報告ではなくて、単なる自己満足の発表会~!

あれから2ヶ月、クヌドンの芽が出て、ふくらんで、花が咲いて"じゃんけんぽ~ん" 
ニョキニョキとチョキチョキの双葉から、とりあえず3つの実生が育ってきました。

しかし、心配事がひとつ生まれた・・・
隣には妻の植えたパセリ(妻曰く:パセリンコちゃん)があり、ものすごい勢いで育ってきてるのだ。
我が「椚家」の敷地内に迫ってきている・・・
隣地どおしの争いに発展してしまうのだろうか・・・

その前に、パセリンコ、「感謝の気持ち・父ちゃんのサラダ」と称して、そっと食卓に並べておいてあげようか、ふふふふふ・・・。
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この~実、何の実、ふくらむ、ふくらむ・・・

この実の正体は、クワガタちゃんの大好物、クヌギのドングリなんです。
略して"クヌドン"(何で略す必要があるのか?)

芽のように見えるのは、実は根っこです。
しゅわんつは、冬の間、ひそかにクヌギの木を育ててみたのです。
まずは、庭の花壇にクヌドンを植えてみた。
「カーボン・オフセット」改め「クワガタ・オフセット」である。

つまり、捕まえたクワちゃんの数だけクヌギを植える・・・
クワちゃんの呼吸したCo2の分までクヌギが増えていく・・・
あ〜、想像した以上にさわがしい未来がボクを待っていそうだなぁ~。
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丹波のクズの花が咲いている!
"丹波のクズ、クズ・・・"とみんなが言うから、悩んでいるのである。

で、自分の人生を振り返ってみる。
なるほど、人間のクズだったかもしれないなぁ・・・。
「クズの花」って、世の中の「人間のクズ」の中でも、飛びきり輝いているクズなのかなぁ?

でも、葛は戦時中の貴重な食料だったし、現代だって風邪の時には葛湯を飲むではないか!料亭で頼めばかなりしますよ~!

てな訳で、明日も通りすがりの人間様から「あっ、丹波のクズだ!」と罵られるのだろうか。

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