7月16日(木)、農家の方々が集まって、鳥獣防護柵の点検、補修作業を行いました。
この柵は農作物を鹿や猿、イノシシなどの害から守ろうと国の補助金を受けて数年前から設置したものです。
山間の丹波山村では、増えすぎた鹿の食害対策として、環境保全と地域活性化のために「ジビエ料理」の開発などを進めていますが、実は鹿だけでなく猿、イノシシなどによる被害も相当なものがあります。
特にこの時期、収穫直前のイモ類や豆類を見事に食べつくされてしまったり、畑を掘りあらされてしまうこともあります。
畑でなく、森林被害や、村の特産品である生ワサビさえも食べられてしまいます。
これがまたすごいんです。
特に猿などはこの柵を軽々と乗り越えて、トウモロコシなどを両手に抱えて持ち去ってしまうとか。
梅雨明けしたばかりの猛暑の中、奥秋地区、高尾地区など地区ごとに集まって、いざ開始。
皆さん、熱中症には気をつけましょう。水分はしっかりとりましょうね。
村の農業も高齢化、後継者不足によって、将来的には厳しいものはありますが、このように農業者が助け合っての共同作業により、少しでも鳥獣害から農作物が守られればと思います。
皆さん、暑い中、お疲れ様でした。収穫を期待しております。