12月6日(日)、川崎市多摩区の多摩市民館ホールで「第10回多摩川流域・郷土芸能フェスティバル」が開催されました。
このフェスティバル、多摩川流域に位置する丹波山村と、お隣の小菅村、東京都奥多摩町、府中市、狛江市、そして神奈川県川崎市の6市町村の住民が、お互いのふるさとの「郷土芸能」をとおして交流を深めていこうと開催され、今年で10回目になります。
我が丹波山村からも、文化財保存会の皆さんにより、おなじみ「ささら獅子」が出演し、白刃の舞を披露させていただきました。
ささら獅子、もう「丹波好き~」な皆さんはご存知だと思いますが、正月の「お松引き」とともに丹波山を代表する郷土芸能です。
祇園祭や夏まつり丹波でご覧になっている方も多いと思いますので、今回は特別に、普段見られない舞台裏のひとコマをご紹介します。
写真の美女3名は?
花笠をかぶった「ささら」役でして、実は男性が女装するのが慣わしになっています。
公演開始直前の、ベテランと若者との打ち合わせ中のささら役、獅子役の若者も獅子頭をかぶったままで三方の配置に大忙しです。厳しい中にも笑いあり、和気あいあいとやっています。
過疎化の中にあっても、丹波山村文化財保存会は、その年齢層が広く、本当に「若い人がたくさんいますね~」とよく言われます。
そんな保存会、「元気で明るい村づくり」に向けて、村を引っ張るグループのひとつです。