生きているタマムシに初めて出会った。
昆虫大好き少年を40数年続けていても初めての出会いだった。
頭上をゆっくりと羽ばたくグリーンメタリックの未確認飛行物体・・・
最初、アオカナブンかな?
なんて思って、やさしく手ではたいてみたらポトリと路上に落ちたグリメタ生物。
ムムッ?細長いではないか、これがタマムシなのか?
なるほど、美しい。
繊細なレインボーラインも日本的である。
まさに和の心をくすぐられてしまうタマムシちゃん。
法隆寺の玉虫厨子をつくった人の気持ちが伝わってくる。
「玉虫色は美しい」となると、玉虫色の政治家ってのもやっぱり美しいのだろうか?
しゅわんつは昔、赤タマムシと呼ばれる「Kawasaki ZⅡ」というバイクに乗っていたが、これも美しい名車であった。