日本にいるヘビちゃんの中でも、もっとも気をつけなければならないのは、マムシとヤマカガシである。
このマムシ君、体長は30センチほどの標準体型。
そーっと、背後から気づかれないように近づいてみた。
そりゃ、かまれたくないでしょ~、マムシの毒は命に関わる猛毒なのである。
ところが、このマムちゃん、日向ぼっこに出てきたのだろうが、じっとして動かない。
自慢の二枚舌も出さない。もしかして寝ているのだろうか?
とぐろを巻いている時は要注意!
即、臨戦態勢なのだ。
とぐろをスプリングにしてジャンプ、そしてガブッ!となるのである。
しゅわんつの村の猟師や山仕事関係者は、マムシを見つけると、おもむろに頭を切り落とし、生き血を飲んだり、皮をペロンとむいて、いきなり生肉にしゃぶりつく精力ビンビンの「マムシ男」たちがいる。
しゅわんつの知り合いにも、山でマムシに噛まれてしまい、すぐに血清を打たねばならない状況にもかかわらず、全身泥だらけで汚かったので、シャワーを浴びて着替えてから病院に行ったという強者もいる。
その知人、どうなったって?
心配ご無用、今も元気いっぱいに生きています。