「ねえ、また、ここに巣を作ってるの?」
「仕方ないじゃん、もう、卵産んじゃったし〜!」
このアシナガファミリー、我が家の軒先に毎年巣を作っているのだ。
刺されると困るので、親バチが留守のときに強制的に解体工事をしてしまうのだ。
しかし、壊しても壊しても、また翌年には同じ場所に巣を作り出すのだ。
土台が残っているからだろうけど「また壊されるかもしれない」といった危機感はないのだろうか?
それともアシナガバチの世界、先輩からの引き継ぎもなく、DNAにも書き込まれないのだろうか。
何とも学習能力のないアホなハチである。
そんなことじゃ「あしながおじさん」は資金援助してくれないよ。
どうも、虫たちの世界では、しゅわんつの家が「虫たちに優しい」という評判らしい。
おかげで、巣は作るわ、冬眠するわ、卵は産むわ、不法侵入してくるわ、何ともやりたい放題なのである。
もしかしたら「あしながしゃんちゃん」なんて呼ばれてるのかな?
ちょっとうれしいかも!
アシナガちゃん、エサあげようか?青虫が大好物だったっけ?