三重川原から泉水谷に沿っての林道を一人で歩いてきた。
この泉水林道も車両通行止めになってもうかなり長い年月が過ぎてしまった。
「黒川泉水」のフィールドは親父に教えてもらったのである。
20歳半ばの頃から親父と一緒に秋の舞茸やマツタケ、春の山菜採りにこの地を歩いたものである。
そんな親父も、もう山を歩くことは出来なくなってしまったが、一緒に山の話をしていると、今でもその現場に立っているような話になるからサスガだ。
この黒川泉水エリアには、親父との思い出だけでなく、妻や愛犬しゅわんつとの思い出もいっぱい詰まっている。いや、いっぱいどころか「地球何週?」規模の思い出が凝縮されている。
黒川泉水エリアだけでなく、丹波山村の周囲や多摩川源流エリア(雲取、飛竜、大菩薩を中心にした山々と丹波川水系の沢や谷)も30歳頃から10数年かけてほとんど走破しきったつもりだが、今回の退職をきっかけに、もう一度トライしてみたいと思っっているのだ!
もちろん年齢を考えて危険な場所へは行かないつもりではある。
しかしその基準は黒川泉水自身が決めさせていただこう(笑)
手始めに「黒川谷」と「泉水谷」から・・・。
スイッチバックの滝もいつ来ても美しいし、ちょうどイワタバコも咲き出したところである。
名前の由来を遡る旅、いい日旅立ち!